こんにちは! 看護師の阿彦です😊🎶
最近は暑かったり寒かったりと気温の変化が激しいので体調には十分気を付けてお過ごしください🌞
今回は前回のアレルギー性外耳炎に続いてアレルギー性の皮膚炎についてお話していこうと思います🐶
先日8歳を迎えたトイプードルのくぅ君です

アレルギー性の外耳炎があったのですがとうとう皮膚にも影響が出始めてしまいました💦

上の画像が実際の赤みがでている部分になります
痒みが気になるのかしきりに舐めてしまい脱毛、赤みが症状として出ています😨
どうしてこのような症状がでてしまうのかというと様々な要因があります
①アトピー性皮膚炎:ハウスダスト、花粉などで引き起こされる。絨毯など身の回りにあるものがアレルゲンになり皮膚に接触することで引き起こされる
②食事性アレルギー:アレルゲンとなる食物を食べることで引き起こされる(たんぱく質が主な原因)
③ノミアレルギー:ノミの唾液に含まれるたんぱく質が動物の体に吸血した際付着することによって引き起こされる
では上記にどのような症状があるかというと、主な症状は皮膚の痒みです。
見た目の変化として
・耳、脇、股、足先(パッド)、口や目の周りなどに赤み
・脱毛、小さな発疹
・腫れ
・フケ、かさぶた など
行動の変化として
・体をしきりに舐めたり噛んだりする
・頭を振る、床にこすりつける など
上記のような変化が引き起こされます。
また皮膚の状態が悪化することで皮膚を守るバリア機能が弱まり、他の皮膚疾患、膿皮症やマラセチア性皮膚炎、アレルギーが原因で結膜炎なども引き起こされる場合があります。
くぅくんは外耳炎を同時に引き起こしています
治療としてはステロイドなどの抗炎症剤、抗ヒスタミン薬、免疫抑制剤などを飲んで痒みの炎症を抑えたり外用薬として軟膏やスプレーなど使用したりもします。また食物性の場合アレルギー食なども食べさせていきます
皮膚炎と言っても全てがアレルギーで起こるわけではありません。甲状腺の問題だったり常在菌の問題だったりもするため検査が必要です
ですので上記の行動・見た目の変化で見られましたら一度診察に来ていただくことをおすすめします!