負担が少ない糖尿病治療 | 札幌市豊平区 ノア動物病院のホームページへようこそ!!

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負担が少ない糖尿病治療

みなさんこんにちは!副院長の髙田です。

積雪も多くなり道路が狭くなってワンちゃんのお散歩も大変な時期になりました。こんな大雪でも病気の動物さんたちは大勢います。今回は負担が少ないグルコースモニタシステム『リブレ』のご紹介です!

糖尿病治療には今血糖値がどのくらいあるのか?高値なのか?低値(低血糖)なのか?はとても重要な情報となります。インスリンを使い始めた時には特に慎重に血糖値を測定し、動物さんたちに合っているか?量は適正か?などの判断しなくてはいけません。当院では血糖値を測定の度に                                  ①足から採血して生化学検査機器で調べる方法 ②耳に針を刺して出血させ専用測定器で調べる方法 の2種類で測定しておりました。                                測定回数はお預かりしている間に4~10回程になります。かなりの回数です。そのたびに少なからず負担がかかります。また飼い主さまが自宅で測定する場合もあるため、動物さんに針を刺す抵抗感もあると思います。

リブレは腰あたりにセンサーを装着するだけで、読み取り機をかざすと血糖値が測定できます。低血糖気味のときなどこまめに測定したい場合にかざすだけでいいので負担がありません。また腰辺りに装着するので、動物さんの動きの影響も受けづらいためはずれにくくなっています。装着後は2週間測定できます。

測定記録はグラフ化できるので、血糖値の上下幅や下がりやすい時間などが分かり多くの情報が得られます。

当院ではできる限り動物さんに負担をかけない治療を提供したいと考えております。

リブレはその1つの選択肢として導入しています。糖尿病治療で血糖値測定の負担で悩んでいる飼い主さまはスタッフまでお問合せください。