こんにちは、看護リーダ-の寺越です🌸
今日は私が飼っているネコちゃんの皮膚についてお話しようと思います。
名前は「ジーク」元ノラ猫ちゃんで中毛、推定9歳の男の子です😸
ジークはもともとボランティアさんの子で、保護した時に両側の横っ腹の皮膚が大きく裂けてひどい状態でした。
↑これは治りかけの時です。
皮膚が細菌感染を起こしていた為毎日洗浄、ガーゼの交換が必要でした。
当院では再生医療も行っているので、PRP(多血小板血漿)という治療も行いました。
PRPはその子から血液を採取し、血液の中の血小板を使います。
血小板は組織損傷を修復する細胞成長因子に富み、これを集めてジェル状にしたものを患部に使います。
皮膚の再生を促してくれます。
日々の洗浄、再生医療や免疫を抑制する薬を飲みながら、傷が小さくなったと思えば大きくなったりを繰り返し、1年ほどかけて傷は無事治りました。
↑傷があったところ、今も毛は生えずつるつるです。
そろそろ譲渡に出そうか・・・というタイミングで、私が初めて看護を担当させてくれた子でもありずっと看てきたのもあり今後も一緒にいたいという気持ちが大きくなり、引き取らせてもらうことに。
それから5年経ちました。
傷が再発することなく元気いっぱいに過ごしています✨