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細胞治療を頑張っているワンちゃんたち
こんにちは、院長の平子です。
4月に入り雪が解け、札幌でもようやく春を感じる季節となりました。そして毎年このシーズンはフィラリア予防、ノミダニ予防、狂犬病予防接種、ワクチン接種、健康診断とペットと飼い主様にとっては大変あわただしい時期でもあります。当院でも予約をとりにくい日もありますが、調子の悪い子はしっかり診させて頂きますので、まずはご連絡ください。
今回ご紹介したい子は
19歳のミニチュアダックスフンドのエルちゃん
11歳のシーズーのアルトちゃん
です。
エルちゃんは口腔内メラノーマ、アルトちゃんは膀胱移行上皮癌と診断され、ノアで細胞治療を行っています。当院には培養室があり、主に以下の細胞治療を実施しています。
間葉系幹細胞療法 活性化リンパ球療法 多血小板血漿療法
その中の活性化リンパ球療法を2匹は頑張っています。上記の治療はいずれも標準治療ではありません。それでも実施しているのは何とかしたいという飼い主様の声にこたえるため、またわれわれも何かしてあげられることはないかとの思いからです。ただあくまでも病気の治療はエビデンスに基づいた標準治療が大切です。そのうえで本当に再生医療や免疫療法がその子に必要かを飼い主様とよく相談し実施しています。ノア動物病院では様々な面からペットやご家族をサポートしていきます。
そしてこの2匹はとっても元気に病気と闘っています!