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わんにゃん防寒対策!

お久しぶりです。

動物看護師 太田です!

 

めっきり寒くなってしまって、北海道の秋の短さを思い出している今日この頃❅❆

「あれ、去年のこの時期ってどんな格好して過ごしていたっけ・・・?」となるのも毎年毎年繰り返しております。

ほんとに寒くなってしまえば、ガッツリ着込んでも問題ないんですがね。

 

さてさて、本格的な寒さの前にワンちゃんネコちゃんの防寒対策のポイントをいくつかご紹介させて頂きます。

 

まず、犬猫のちょうどいい室温はというと、いろいろ見ていると幅がありますが、だいたい「20℃以上」が好ましいかなと思います。

もちろん、寒さが苦手な子であればもう少し温度を高くしてみてもいいかと思いますが、高くても24℃以下が好ましいのかな?

 

乾燥すると痒みなどの皮膚トラブルなども起きやすくなりますので、

湿度も重要です。「50%~60%」に保つとよいでしょう。

加えて、水分補給がしっかりできるように、お水はしっかり用意してあげてください。

ネコちゃんですと、水飲み場を複数用意するのも効果的です。

 

ホットカーペット・床暖房などを使っているご家庭もあると思いますが、

どちらの場合も、犬猫が熱いと感じたら逃げることのできる場所を作ってあげましょう。

いたずら好きのワンちゃんの場合、ホットカーペットのコードなどは危険な場合がありますので、別の手段のほうがいいかもしれませんね。

 

湯たんぽなども効果的なことも多いですが、低温やけどを起こしてしまう場合もありますので

お湯の温度を高くしすぎない様にしたり、湯たんぽのカバーをしっかりつけるなど、注意は必要です。

特にお年寄りの犬猫は眠りが深く、熱いことに気が付かずに寝てしまっていることもありますので十分に気を付けてください。

(去年私は自分の足を湯たんぽでガッツリ低温やけどしてしまってひどいことになりました・・・すごく痛かったです(´;ω;`))

 

最後に、病気の予防にもつながるワンポイント!☝

犬猫用のトイレを廊下や玄関など、寒い所に置いているお家も多いと思います。

寒い季節はトイレが寒い場所にあると、おしっこを我慢してしまう子もいるようです。

おしっこを我慢してしまうと、膀胱炎や尿石症のリスクが高くなってしまいます。

ネコちゃん、特に男の子のネコちゃんは尿道閉塞から命にかかわる事態になってしまうことも・・・

冬場の間だけでも、暖かい部屋にトイレを移してあげたり、トイレの場所を増やしてあげるとよいかもしれません。

 

今年の冬は、暖冬・雪は少ない という予想になっておりますが、それでも冬は冬ですからね

寒い季節も元気に乗り切るために、今のうちに防寒対策を整えてみてはいかがでしょうか

 

 

動物看護師 太田